依存と嗜癖に強いカウンセラー
先日、ある人から質問されて、気付いたことがありました。
それは、私(竹内成彦)は、依存や嗜癖に苦しむ人を援助するのが大変に得意な専門家(カウンセラー)だなあ…ということです。
「酒や煙草、パチンコや盗撮をやめさせるのは、大変に難しい…」と言われています。「どんな悩みでも1回で治します」と豪語するカウンセラーでも「依存と嗜癖だけは無理だ。」と言います。
そんな、治療が困難だと言われている依存や嗜癖ですが、私のカウンセリングルームに通うと、本人も不思議がるほど良くなっていきます。
治癒率は、限りなく100%に近いです。
自分でも「何でだろう?」と思います。
きっと、
傾聴と助言の バランスが良い のだと思います。
依存や嗜癖は、傾聴だけでは良くなりません。
かと言って、助言だけでも良くなりません。
治すためには、しっかり話を聴いて、
言うべきことは、適切なタイミングで、しっかり言うことが大切です。
そのあたりの絶妙なバランスが、私は何げにうまいのだと思います。(自画自賛)
依存症や嗜癖は、意志と根性、反省や約束で良くなるものではありません。
依存症や嗜癖は、心の病です。
一刻も早く専門家のところへ訪れることをお勧めいたします。<(_ _)>
治す気がない人が訪ねて来ます。
メンタルクリニックには、
治す気がない人、治る気ない人が訪ねて来ます。
何で、わざわざそんなことをするのか?
と言いますと、診断書が欲しいからです。
会社に診断書を提出し、会社を休みたいからです。
休んで、家でゴロゴロしたいからです。
よって、そういう人は、医者の言うことには耳を貸さず、
薬も飲もうともしません。(>_<)
カウンセリングルームにも、
治す気がない人、治る気がない人が訪ねて来ます。
盗撮した、捕まった、
反省の意を示すために、裁判が有利に進むように、
取りあえず、カウンセリングルームにでも行って、
性嗜癖障害を治そうと努力しているよう見せかけよう…という魂胆です。
そういうクライアントは、また盗撮しようと考えています。
今度こそ、バレずに上手に盗撮してやろうと考えています。
だから、カウンセリングルームに通おうとはしません。
私から、通っている証拠として、領収書を手に入れ、
弁護士や被害者に提出すれば、彼らの目的は完了です。
治すつもりがないクライアントを治すことが出来るのか?
はい、簡単ではありませんが、通えば治ります。
自分の行為を冷静に客観的に省みることが出来るようになるからです。
ただ、強制することは出来ないので、通わせるのは大変に難しいです。
このあたりは、法の力を借りることが出来れば…と願う私です。<(_ _)>
依存脳で高確率でアル中。
世の中には、凝り性という人がいます。
直ぐに熱中してしまい、寝食を忘れるぐらいのめり込む人のことです。
かくいう私も凝り性です。
依存脳、何かに依存しやすい脳を持っていると思います。
私は過去、ギターに没頭し、将棋に熱中し、パチンコにのめりこみ、競馬に依存し、ゲームに夢中になったことがあります。
幸い、アルコールがあまり好きじゃなかったのでアル中にはなりませんでしたが、もしも私がお酒が好きだったら、高確率でアル中になったと思います。
私はありがたいことに、女もセックスもさほど好きではなく、人並み程度です、性依存にもなりませんでした。タバコも臭いが嫌いで、吸うこともありませんでした。
今は、仕事に依存しています。
幸い、私の仕事は、臨床(カウンセリング)と講演・セミナーと執筆、3つあるので飽きることはありません。ずっと仕事。仕事に20数年依存しています。
そうですね。
願わくば、健全なもの3つぐらいに依存するのが理想的だと思います。
人間は、なにものにも依存しないほど強くはないからです。
盗撮や痴漢やのぞきや露出や下着泥棒や浮気性など、性依存に陥る人は、ある意味気の毒だなあと思います。本人も好きで性依存になったわけではないと思います。
私も性が好きだったら、今頃どうしていたか? わかりません。
よって私は、性依存を持ってらっしゃる人のことを責める気にはなれません。
ただ、やめるよう専門的知識を生かして寄り添うだけです。
性依存を治す鍵は、環境と心と脳の改善です。
ひとりで悩んでいないで、一刻も早く専門家の許をお尋ね下さい。