カウンセリングルーム「心の相談室with」は、名古屋市中区にございます。

盗撮などの性嗜癖障害は、否認の病気。

盗撮や痴漢やのぞきや下着泥棒などの性嗜癖障害は、
アルコール依存症やギャンブル依存症と共に、否認の病気と言われています。

 

「自分は病気なんかではない」「もうしない」「やらない自信がある」「治った」
など、自分の病気を認めようとしないところが、この病気の特徴です。

 

犯罪と知っていながら、常習的に盗撮を繰り返していた人は、依存症という心の病
以外の何ものでもないのですが、当人は警察に捕まっておきながら、根拠もなく、
「これからは、自分の意志で、しないでい続けられる」と思っています。

 

性嗜癖障害を治す、最初のステップは、「自分は、社会的規範から逸脱した性衝動
に対して無力であり、性衝動を自分の意志でコントロールできなくなった」と認め
ることなのですが、プライドが邪魔するのか、これが非常に困難で、カウンセリン
グに通い続けて、卒業に至る人は少なく、再犯率は高いままになっています。

 

私は、どうしたらクライアントに、カウンセリグに継続して通う意欲を持ってもら
えるか、日々頭を悩ませています。←私の人間的魅力が大切なのか?

 

私のカウンセリングルームは、1回毎のお支払いになっているのですが、依存症の
方に関しては、最初に10枚チケットを売りつけてやろうか? そのほうが、クラ
イアントのためになるかも、と本気で思う次第です。

 

弁護士や被害者には、数十万円のお金をすんなり支払う彼らですが、
カウンセリングに支払う1万円のお金は、渋ることが多い彼らです。(T_T)

 

 

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